内側上顆炎とは  /  外側上顆炎とは  /  テニスで起こりやすい肘の痛みとは(テニス肘 症状・原因・ストレッチ)

テニスで起こるケガ

(肘)内側上顆炎・外側上顆炎

内側上顆炎

 

内側上顆炎

内側上顆炎はテニスやゴルフをしている人に多くみられる肘のケガで、テニスではフォアハンドサーブ、ゴルフではインパクト時や誤って地面を打ってしまった時に痛みがはしります。

 

(原因)

内側上顆(肘の内側の出っ張り)にくっつく筋肉は手首を曲げる(手のひら側)時に使います。この筋肉が打撃時の衝撃やストレッチ不足などの疲労などにより、筋膜が筋肉と筋肉と筋肉が癒着(くっつく)し上手く動かくなくなり、筋肉が骨に付着(くっつく)部分で強く引っ張られ、内側上顆(肘の内側の出っ張り)に炎症が起こり痛みが現れます。

 

 

 

 

外側上顆炎

外側上顆外側上顆炎も外側上顆炎と同じくテニスをしている人に多くみられる肘のケガで、テニスではバックハンドの際に痛みがはしります。

 

(原因)

外側上顆(肘の外側の出っ張り)にくっつく筋肉は手首を反らす(手の甲側)時に使います。この筋肉が打撃時の衝撃やストレッチ不足などの疲労などにより筋膜が筋肉と筋肉と筋肉が癒着(くっつく)し上手く動かくなくなり筋肉が骨に付着(くっつく)部分で強く引っ張られ、外側上顆(肘の外側の出っ張り)で炎症が起こり痛みが現れます。

 

 

 

 

 

内側上顆炎1

 

外側上顆炎では左の図みたいに筋肉に炎症が起こったり、靭帯や筋肉が骨にひっつくところなどで痛みが起こります。

 

内側上顆炎も外側上顆炎も炎症を起こしている筋肉に力を入れたり、過度に伸ばされると痛みが現れます。

 

※手首を上下に曲げ力を入れたときに痛みが出れば要注意!

 

 

 

(手首)TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)

◇TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)

 

tfcc3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TFCC損傷はテニスやバトミントンなどの競技で多くみられるケガです。

手首を小指の方に傾けた状態(フォアハンド)での時に小指側の手首に圧縮力がかかり、痛みがあらわれます。

 

では『TFCC』について説明していきます。

TFCCとは(三角線維軟骨複合体損傷)のことで様々な組織から構成されています。

その中でも安定性に大きく関わっているのが「靭帯」です!

またTFCCの中心部は関節円板と言われる軟部組織でできており、とても傷つきやすく断裂や孔があいてしまうとtfcc2痛みが現れます。

 

 

 

TFCC4

 

 

 

 

 

 

 

 

以上これらの組織が本来の役割を果たすことができれば安定性もうまれ痛めることはありませんが、

靭帯や関節円板のいずれかを痛めてしまうと、そこから不安定性がうまれ痛みの原因となります。

 

痛みの出る動きとして、小指側に手首を倒すと痛みがでます。

また、TFCCの場合は「尺骨突き上げ症候群」といって尺骨が手の方に押し出すようなストレスがかかっていることがあります。

 

 

 

 

 

テニス動作とケガの繋がり

正しい動作を身につけケガを予防しスキルアップを目指す!!

 

【サーブ動作】

テニス1

≪両肩と肘を結ぶ赤い線が一直線に≫

肘を曲げ腕だけでサーブを打つと体を捻った時に生まれる、

回旋力がボールに上手く伝わらずこの力を肩や肘で吸収してしまいます。

そうすると先ほど説明した手首を曲げる筋肉に過度なストレスがかかり、

この筋肉が付着する内側上顆に炎症が起こります。

また、肘が曲がっていたり、肩のラインが一直線でなければ、

遠心力が上手くボールに伝わらず、強いサーブが打てません。

 

 

 

 

≪左手の位置≫

この左手(青〇)が宙ぶらりんの状態であると体の軸が作れず、

腕だけでボール打つことで、サーブのコントロールが悪くなったり、肘のケガの原因になります。

イメージとして脇を締めて打つことがポイントです!

 

 

 

テニス2

≪両肩のラインが一直線≫

この時、両肩のラインが一直線でなく、

右肩だけを上げてしまうと肩でインピンジメントが起こります。

なので、この動作では肩だけを上げるのではなく、体を傾けるようにしましょう!

そうすることで、肩に無駄なストレスを加えることなくサーブを打つことが出来るようになります。

また、先ほど≪両肩と肘を結ぶ赤い線が一直線に≫で説明した軸を傾ける動作がしやすくなります。

 

 

 

 

≪手と頭の位置≫

この距離が遠すぎると、ボールを打つまでの力(遠心力)が全て腕にかかり

ケガの原因となります。なので、出来る限り手と頭の位置を近づけ、

ボールを打つ時に腕を伸ばしボールを打つようにこころがけましょう!

 

 

≪腕の上げ方≫

ボールを打つ際に手を上げてきますよね?

この時に小指を上にして上げてきてませんか?

小指を上にして手を上げてくると肩の動きが制限されてしまうので、

親指を上にしてあげることで、肩の動きがスムーズになります!

【バックハンド】

無題

左の図で気を付けるところは

「重心」

→この時青のラインではなく、赤のラインに体重がのってしまうと、

重心が前の方向にのってしまいます。

そうすると、つま先より前に膝が出てしまい膝に過度な負荷がかかってしまいます。

また重心が前にのることで背中が丸まり、ボールを打つ際に腕だけで

ボールを打つことになり肘や手首のケガの原因になり、強い球が打てなくなります。

なので、しっかりと母趾球・小趾球・かかとの3点で荷重するようにし、

後ろの足でしっかりと地面を蹴るようにしましょう。

そうすることで、

地面反力(例として:ボールを地面に落とした際にボールが跳ね上がってくる力のこと)を使い、

腕だけでなく下半身を使ってボールを打つようにしましょう。

 

8

 

 

 

 

 

------------------------------------------

テニス3「三角形」

ボールを打つ際に両脇と両手手首を結ぶ線が△三角形になるようにしましょう!

なぜなら?この三角がつくれていないと、

肘が曲がり下半身→上半身と伝わってきた力が上手く腕からボールに伝わらなくなります。

またボールに力が伝わりにくいことなどから、腕だけでボールを打つことになり

(内側上顆炎・外側上顆炎)

手首TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)]・(腱鞘炎)などケガの原因になります。

 

 

内側上顆炎・予防エクササイズ

1つ目はストレッチです
肘の内側を伸ばしていきます!
【方法】

①肘を曲げる
②手首を反らし、逆の手で親指以外の4本の手を握り反らしていく。
※この時、腕の前面が上を向く様にしましょう。

2つ目は簡単なトレーニングです!
このケガはボールの力に負けてしまったり

手首が固定できていない事で起こります。
なのでその筋肉をトレーニングします!
【方法】
①脇を締め肘を体につけ固定します。
②ペットボトル程度の重りを持ち手首を曲げ伸ばしします
※曲げると痛みが出れば手首をまっすぐにして
キープするだけにしましょう!

 

 

外側上顆炎・予防エクササイズ

肘の外側を伸ばしていきます!
 
【方法】
①肘を曲げる
②手首を曲げ、逆の手で手の甲を持ちながら肘を伸ばしていく。

※この時、腕の後面が上を向く様にしましょう。

【方法】
①脇を締め手の甲を上にして肘を体につけ固定します。
②ペットボトル程度の重りを持ち
手首を手の甲側に上げたり下げたりします。
※上げると痛みが出れば手首をまっすぐにして
キープするだけにしましょう!
この2つのケガは普段の動きの中で
予防できるケガです!
今回ご紹介したストレッチやトレーニング
に加えてアイシングなども行ってください!
また熱中症になるとケガのリスクが高まります!
のどが渇く前にこまめに水分補給を行うなど
熱中症にも気をつけて下さい!(^^)

TFCC損傷エクササイズ

手首を安定させる筋肉を鍛えていきます!
簡単なトレーニングですのでぜひ行ってみて下さい!
【方法①】
・腕を前に伸ばし手をグーパーします
・しっかり広げてしっかり握ることを意識しましょう
【方法②】
・ペットボトルを持ちます
・手首を曲げ伸ばし・親指側、小指側それぞれに倒す
・この四方向の動きを繰り返します
【注意】
・この二つのトレーニングで痛みの出た場合は
ペットボトルをなくしたり、お風呂に
つっかている時に水の中で行ってみて下さい
負荷が軽くなり、痛みが軽減されます!
次にストレッチですが
ストレッチは前回もご紹介した
内側上顆炎・外側上顆炎の
ストレッチを継続して行ってください!
TFCC損傷はしっかりとリハビリや
日々の予防をしていかないと
再発しやすいケガとなっています。
なので痛みの出る前に
しっかりと普段から自分のケアをしていきましょう(^^)
 患者様の声 肘