アイシングとは  ≪RICE処置≫

RICE処置とは!?

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RICE処置とは、Rest=安静、Icing=冷却、Compression=圧迫、Elevation=挙上の4つを組合わせた応急処置の方法になります。

まず初めに、なぜRICE処置が必要なのか?

簡単にご説明していきます。

 

 

R:Rest=安静

受傷後、患部(痛めたところ)はケガを治すように働いていきますが、この時に安静にせず無理をしていると、治癒が遅れてしまいリハビリや競技復帰、日常生活などが困難になります。その為しっかりと患部を休める事が重要になってきます。

I:Icing=冷却

 

患部が炎症を起こすとケガを治そうとして様々な物質が患部に集まり腫れてきます。その為アイシングをする事により、患部の血流などをコントロールし腫れを極力抑えてくれます。

C:Compression=圧迫

適度な圧迫を行うことで患部に不要物質を集める事を防ぎ、腫れを抑えてくれます。

E:Elevation=挙上

患部を心臓より高い位置に上げると、重力を利用し血液を心臓の方へと戻し腫れをコントロールしてくれます。

以上4つの項目をポイントとして冷やすようにしてください。

 

アイシング(Icing)の効果

(1)アイシングをする事で患部(ケガをしたところ)の主に皮膚表面の温度を低下させる。
(2)細胞の新陳代謝を低下させる。アイシングはケガの応急処置にも用いられるが、それは、冷やす事によって血流と組織レベルでの代謝が低下するため、ダメージを受けた組織の二次的な低酸素症を抑制する事が出来る。
(3)局所の炎症が軽減。(腫張〈しゅちょう〉の抑制)
(4)痛みを和らげる。(神経の伝達速度を低下させる)
(5)血液循環ぼコントロール。
(6)筋肉の緊張を和らげリラクゼーション効果をもたらす。

 

 

RICE処置の手順と氷の作り方

  1. 袋の半分程度氷を入れる。icing6
  2. 袋の中の氷を平らにし、氷と氷の隙間を無くす。
  3. 袋の下から2/3の場所を持ち、袋の中の空気を口で吸っていき、空気を抜きくくる。
  4. 患部に直接当てicing7る。  ああああああああ※肌の弱い方はタオルの上から冷やして下さい。
  5. サランラップ・バンテージなどで血行が止まらない程度に圧迫(巻いていく)していく。
  6. クッション・イス・テーブルなどで冷やしている部位を心臓より高い位置に上げる。
  7. 安静にする。

※足首などの凹凸のあるところは氷を砕いてアイシングする事により、皮膚にフィットし効果がアップします。

 

 

※氷のう(ひょうのう)がある方は氷のうをお使いください!

氷のうの使い方icing2

  1. 氷を入れる
  2. 氷のうの中の空気を抜き、下を平らにする  ※水は入れない
  3. 蓋を締めて痛いところにあてる

 

 

【注意点】

・RICE処置は15分間行い、その後1時間休憩し

再び15分RICE処置を行うようにしてください。

・保冷剤の氷は低温やけどの恐れがあるので、この氷では冷やさないようにしてください。

・打撲や骨折時、捻挫などケガをした際には体を温めないようにし(お風呂はシャワーのみでお願いします)3日程度(72時間)RICE処置を続けるようにして下さい。

 

アイシング方法一覧

足首

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●足首を内側に捻った際はバンテージ・ サランラップの巻く方法として、            小指側の土踏まず→内くるぶし→アキレス腱の上→外くるぶし→親指側の土踏まず→小指側の土踏まず  以上の方法を繰り返します。

●足首を外側に捻った際はバンテージ・ サランラップの巻く方法として、            親指側の土踏まず→外くるぶし→アキレス腱の上→内くるぶし→小指側の土踏まず→親指側の土踏まず ああ以上の方法を繰り返します。

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太もも後面 (ハムストリングス)の肉離れ

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※太もも後面の肉離れの際は、膝を曲げた状態でアイシングを行うようにして下さい。

なぜなら、肉離れによって太もも後面の筋肉が伸ばされた状態であるため、膝を伸ばした状態では、筋肉にストレスがかかります。なので膝を曲げ太もも後面の筋肉を緩めた状態でアイシングをおこなってください。

太もも前面 (打撲)

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※太もも前面の打撲の際は、膝を曲げた状態でアイシングを行うようにして下さい。

なぜなら、打撲によって筋肉が凹んでいる状態になっています。そのため膝を伸ばした状態では筋肉が緩み凹んだ状態になってしまいます。

なので、膝を曲げ太もも前面の筋肉を伸ばし凹んだ状態にならないようにしアイシングするようにしてください。

 

 

 

※腰の下には内臓があり冷やしてしまうと臓器が機能低下を起こしてしまう可能があるので、タオルの上からアイシングをするようにして下さい。icing12

※腕周辺の圧迫のし過ぎには注意してください。

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写真は公認アスレチックトレーナー専門科目テキストより

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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